フリーランスエンジニアに興味はあるけど、失敗したらどうしよう?
脱サラしてフリーランスエンジニアになったことを後悔したくないな〜
会社員と違い、毎月一定のお金が入る保証はないので不安ですよね!
僕がフリーランスエンジニアになったのは、ちょうどコロナが流行り始めた頃。
コロナの影響で、企業からの報酬額が相場より低くなったり、途中で契約解除を求められたりしたので苦労したことも。。。
今では良い思い出ですが、フリーランスエンジニアになる前にちゃんと準備しておけばよかったと反省しています。
フリーランスエンジニアになって後悔するかは、
事前の準備次第!!
本記事では、会社を辞めてフリーランスエンジニアになったことを後悔しないための7つの対策を解説します。
会社を辞めてフリーランスエンジニアになろうか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 会社員3年、フリーランス5年目
- システムエンジニア兼ブロガー
- 保険系、物流系、鉄道系、小売系などのシステム開発に従事
- 大手企業の新入社員研修サブ講師を経験
会社員を辞めてフリーランスエンジニアになる事を後悔しないための7つの対策
何も準備せずフリーランスエンジニアになるのは、精神的にも経済的にもリスクが高いです!
フリーランスエンジニアになることを後悔しないためにも、以下の対策をしましょう。
それぞれ詳しく説明します。
対策1:十分な貯金を確保する
フリーランスエンジニアは、毎月一定のお金がもらえる保証はありません。
仕事がなければ報酬0円なので、貯金で生活費を補填しなければいけません。
最低でも、3ヶ月は十分な生活ができる貯金額を確保するのがおすすめ!
対策2:事前に仕事先を確保する
フリーランスエンジニアは自分で仕事を獲得する必要があります。
フリーランスエンジニアになってから仕事を獲得するよりも、事前に仕事を確保しておく方がリスクは低いです。
ただ、フリーランスエンジニアに転身する際、人脈や企業とのコネが全くない状態からスタートすることもあります。
ちなみに僕は、人脈やコネがない時点からのスタートでした
人脈や企業とのコネがない人には、フリーランスエージェントを活用するのがおすすめ!
自分で営業する労力を消費することなく仕事を確保することができますよ!
詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
対策3:スキルアップをする
フリーランスエンジニアは、自分の裁量で仕事を行い、即戦力人材として期待されます。
スキルや経験不足だと、仕事で苦労したり、期待はずれと認識されたりするので、仕事が減少するリスクがあります。
日々のスキルアップを心がけるようにしましょう!
対策4:フリーランスの理解を深める
フリーランスエンジニアになるなら、フリーランス(個人事業主)について調べて理解を深めましょう!
例えば、個人事業主の場合は、役所で開業届が必要だったり、年金が厚生年金から国民年金に切り替わったり。。。
初めての手続きだったので、大丈夫かなと少し不安になったのを覚えています
初めてのことで戸惑うこともあるので、事前に余裕を持って調べておきましょう!
対策5:税金や会計の知識を調べる
フリーランスであれば必ず行うことになる確定申告。
確定申告するにあたり、収入や支出、経費を計算し、所得税や住民税を払うようになります。
確定申告は1年分の売上や支出や経費を計上するため、整理が大変!!
とりあえず領収証やレシートは全て保管してくださいね!
直前になって混乱することがないように準備しましょう!
僕が初めて確定申告したときは、税理士に作業代行してもらっていて、不明点も確認していたので、スムーズに対応することができました。
代行料がかかるので、お財布と相談してサービスを利用するのがおすすめ!
対策6:ビジネス知識を身につける
フリーランスエンジニアとしての長期的な道を歩んでいくのであれば、ビジネス知識を身につけることは重要です。
フリーランスエンジニアは、一人の事業主として活動することになります。
自分という会社を経営しているイメージなので、会社を成長させるため、ビジネス知識を身につけましょう!
対策7:色々な人脈を広げる
フリーランスエンジニアとして活動していく上で、人脈を広げることは重要です。
人脈を広げておくことで、仕事の獲得につながったり、スキルアップや情報交換に役立ったりします。
エンジニア同士に限らず、交流会やセミナーで他業種のつながりを作るのも良いですよ🎶
僕の知り合いには、仕事で知り合ったフリーランスエンジニアの人と意気投合して、一緒に新しい仕事をすることになったことも!!
可能な限り、新しい人と交流する機会を作り、良好な関係を築けるようにしましょう!
フリーランスエンジニアと会社員の違い
フリーランスエンジニアと会社員の大きな違いは、
契約形態です。
会社員は企業と雇用契約を結ぶのに対し、フリーランスエンジニアは業務委託契約を結ぶのが基本!
企業が特定の業務を委託する際に締結する契約のことです。契約形式は、依頼する業務に応じて委任契約・準委任契約・請負契約の3種類があります。
ITエンジニアとしての業務に違いはありません。
契約形態の違いに伴い、以下のような違いが出てきます。
それぞれ詳しく説明します。
違い1:収入の安定性
収入が毎月一定のペースで入る保証がないため、会社員に比べて安定性は低いです。
例えば、今月の報酬が0円で翌月が120万円というケースも。。。
安定した収入を獲得できるようにするため、仕事の実績を積み重ねていくことが重要になります。
違い2:仕事の自由度
仕事の自由度は、会社員に比べて高いです。
僕の場合は、コーディングが好きなので、コーディング作業ができる契約を選んだり、上流工程に挑戦したい時は、要件定義に携われる契約を選んだりしましたよ!
会社員の頃は、自分の都合だけで仕事は選べなかったですね😭
もちろん企業に迷惑がかからないことが前提です!
違い3:キャリアの方向性
フリーランスエンジニアのキャリアは自分次第です。
会社員が今までの業務経験から今後のキャリアが定まる一方、フリーランスは今までの業務経験に縛られません。
例えば、エンジニアの経験を軸にしてITスクール講師の仕事をしたり、趣味の筋トレで極めた栄養の知識を活かした栄養コンサルタントの仕事をしたりできます。
違い4:仕事の責任範囲
フリーランスエンジニアは、会社員と違って後ろ盾がないため、自己責任となる範囲が広がります。
例えば、自分の仕事ミスによって、お客様企業の利益の大幅な損失を出してしまい、損害賠償請求されたら、どうなるでしょうか?
会社員であれば会社負担、フリーランスは自己負担です。
違い5:福利厚生
フリーランスエンジニアになると、福利厚生面を支えるものは、基本的に国民健康保険と国民年金以外はありません。
ただし、フリーランスに向けた様々な福利厚生サービスは存在します。
フリーランスになる場合は、福利厚生面で整えておきたいものがあるか調べておきましょう。
僕がフリーランスエンジニアになって実際に後悔したことベスト5
フリーランスエンジニアになったことは後悔していません。
しかし、フリーランスになる前にやれることはあったのではないか?と思います。
特に感じていることは、以下の5つです。
それぞれ、詳しく説明します。
後悔したこと1:貯金をもっとしておけばよかった
僕がフリーランスエンジニアになったときは、コロナが流行り始めた時でした。
コロナの影響で、2ヶ月後に仕事がなくなる事態に!
1ヶ月間、貯金だけで生活していました。
貯金が40万程度だったので、2ヶ月目以降の生活費はどうしようと不安でした
なんとか1ヶ月以内に仕事を獲得することができましたが、生活はギリギリでした。。。
貯金は、3ヶ月不自由なく生活できる程度を準備しておけばよかったと反省しています。
後悔したこと2:プログラミング言語を増やせばよかった
会社員の頃に実務経験があったプログラミング言語はVB.NETの一つでした。
フリーランスエンジニアは、実務レベルでできる言語以外の仕事を獲得するのは辛い。。。
フリーランスになる前に対応可能な言語を増やしておけばよかったと思います
もちろん、フリーランスエンジニアになってから対応可能な言語を増やしていく流れでもOK。
後悔したこと3:上司からもっと鍛えてもらいたかった
フリーランスエンジニアになって7年ですが、会社員の頃に上司に鍛えてもらったことが、今の自分の仕事に生かされていると感じています。
フリーランスエンジニアになるタイミングを1年ずらしてもよかったのかと思うことも。
当時の僕は、上司を恐れていましたが、今となってはありがたいと思いますね
上司と気が合うかどうかは、人によって異なりますが、仕事ができる上司から学ぶことはたくさんあります。
後悔したこと4:上流工程を経験しておけばよかった
僕がフリーランスになる前に経験していたことは、詳細設計、実装、テストの工程でした。
フリーランスエンジニアは、即戦力として期待されているため、基本的に未経験の仕事を依頼されることはありません。
要件定義や基本設計のような上流工程の仕事をするためには、上流の実務経験を積んでおくことが重要です。
後悔したこと5:仕事を通じた人脈を広げておけばよかった
僕は、企業とのコネや人脈がない状態からフリーランスエンジニアになりました。
仕事は、フリーランスエージェントを利用して獲得していたので、常に仕事はありました!
会社員の時に関わった方と信頼関係を築き、独立後も仕事を依頼してもらえたらなぁ〜
しかし、企業と直接やりとりすることがないため、長期的な視点から、企業とのコネを持った方が良いと感じています。
後悔するフリーランスエンジニアの特徴
当記事では、会社員の時よりも状況が悪くなるフリーランスエンジニアを後悔する人として、特徴を説明します。
1つでも当てはまる場合は、フリーランスエンジニアへの転身を慎重に検討しましょう。
フリーランスエンジニアになって後悔する人の主な特徴としては、以下の5つです。
それぞれ、詳しく説明します。
特徴1:自己管理が苦手
自分の作業管理や時間管理などが苦手な場合、フリーランスエンジニアになってから、お客様に迷惑をかける可能性が高いです。
システム開発には納期が必ずあり、納期までに作業を終える必要があります。
しかし、作業や時間の管理ができなければ、納期までに作業完了できずに迷惑をかける事態になり、仕事が次第になくなります。
特徴2:自己成長意欲が低い
フリーランスエンジニアは、自分の経験やスキルを売りにするため、最新トレンドなどを含めて新しい情報を吸収していく必要があります。
現状維持は後退の一歩でしかないので、技術的なスキルアップをする意欲がない人は、次第に仕事がなくなります。
特徴3:孤独感に弱い
契約内容や作業内容によりますが、会社員に比べてフリーランスエンジニアは一人で作業する機会が増えます。
周りにチームメンバーがいる環境で仕事をしたい方にとって、孤独感やストレスが増える可能性が高いです。
結果的に、健康状態の悪化などに繋がることも。。。
特徴4:安定に対する依存が強い
フリーランスエンジニアになると、基本的に福利厚生がなくなり、仕事の有無や内容によって収入は変動します。
毎月同じ収入や社会保険の安定性を求めるような方は、収入の変動などにストレスや不安を感じます。
特徴5:営業スキルが弱い
フリーランスエンジニアになると、クライアントと交渉したり、仕事を獲得するために自分を売込むこともあります。
スキルや経験があっても、自分をアピールする能力がないと、仕事を獲得できずに終わってしまいます。
フリーランスエンジニアになって後悔した人が陥りやすい末路
フリーランスエンジニアになってから失敗や後悔を感じることはあります。
重要なのは、失敗や後悔から何を学び、どう生かすのかということ!!
失敗しても何も学ばずにいると、以下のような状態に陥ることになります。
それぞれ、詳しく説明します。
パターン1:収入確保が難しくなる
安定して仕事を確保することができない状態が続くことで、収入が減少していきます。
その後、貯金を切り崩さなければいけない状況となり、生活が苦しくなっていきます。
パターン2:再就職活動で苦労する
フリーランスエンジニアを断念して就職活動をしても、フリーランス期間中に身につけたスキルや経験不足などが原因で苦労することになります。
また、再就職はできても希望条件での再就職は極めて低いでしょう。
パターン3:健康状態が悪化する
仕事がうまくいかないと、プレッシャーやストレスが溜まったり、キャパオーバーになったりします。
さらにモチベーションの低下や心身の不調や疲労感なども出てきて、うつ病になってしまうこともあります。
後悔しないフリーランスエンジニアの特徴
フリーランスエンジニアで成功する人=スキルや経験が秀でている人とは限りません。
社会人スキルや人間力の部分も重要になってきますよ!
フリーランスエンジニアになって後悔しない人の特徴としては、以下の5つがあります。
それぞれ、詳しく説明します。
特徴1:自己管理能力が高い
自分の作業管理や時間管理ができれば、納期を守りながら効率的に作業できます。
自己管理する能力が高ければ、自分の時間を自由にできるので、ストレスなく仕事をこなせます。
自由な時間が増えれば、別の仕事に当てることもできるので、収入も増えていきます。
特徴2:孤独感に弱くない
フリーランスエンジニアになれば、一人で作業する時間も増えます。
一人で作業する時間が長くなっても孤独だと思わず、ポジティブに捉えていければ、うまくやっていけます。
特徴3:自己成長意欲が高い
最新のITトレンドを吸収したり、スキルアップや勉強に取り組んでいれば、IT業界の変化に柔軟に対応できます。
現状、今のスキルで通用していても、IT技術の発展に伴い通用しなくなる可能性も。。。
将来のリスクを考えてスキルアップを続ける人は、フリーランスエンジニアとして長く生き残ることができます。
特徴4:リスクマネジメント能力が高い
フリーランスエンジニアになると、会社員と違って、不安定な部分が増えます。
例えば、仕事がなければ収入0円になったり、病気を患ってしまい一時的に仕事できない状態になったり。。。
あらゆるリスクに対して、冷静に対応したり、事前に備えられる人は、フリーランスエンジニアとして長く活動していけます。
特徴5:営業力や人間力が高い
フリーランスエンジニアになれば、クライアントと直接交渉したり、仕事を獲得するために営業したりすることになります。
スキルや経験が秀でていても、営業力がなければ仕事を獲得できない可能性もあります。
だからこそ、自分をアピールできる能力があり、他のエンジニアやクライアントとのつながりを大事にできることは重要です。
フリーランスエンジニアに関するよくある質問
まとめ
本記事では、会社を辞めてフリーランスエンジニアになる事を後悔しないための7つの対策を解説しました!
事前の準備や心構えができていれば、後悔せずに自分の道を突き進むことができます。
最後に今回のおさらいをしておきましょう。
僕がフリーランスエンジニアになろうか悩んだ時、いろんな人に相談しましたが、特にフリーランスエージェントの無料相談サービスは役に立ちました。
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