主体性とは?磨く方法を5つのポイントで解説!

悩んでる人

主体性って結局なんだろう?

悩んでる人

主体性を磨くにはどうすればいいのか?

おしけん

主体性は、抽象的な言葉ですし、どうすれば磨くことができるのかわかりませんよね

本記事では、主体性を磨く方法を5つのポイントで解説します。

主体性を磨いていきたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください!

目次

主体性とは何か?

主体性とは自分で考え行動すること

主体性とは、どんな状況でも自分の意志や判断で責任を持って行動する態度や性質で、やるべきことが明確になっていない状況で、自分で何をするべきかを考え、自分で決めて行動していくことです。

周囲の意見だけでなく、自分自身の考えを軸として問題に取り組む姿勢がポイント

主体性は「前に踏み出す力」の要素の一つとして、経済産業省が2006年に提唱した「社会人基礎力」の中では、説明されています。

引用:社会人基礎力|経済産業省

https://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/

自主性と主体性の違いは、やるべきことが明確かどうか

主体性と似たような言葉に「自主性」がありますが、正確には意味が違います。

違いは、「やるべきこと」が明確なのかどうか!

「自主性」は、決まった目的に向かって行動を起こす性質ですが、「主体性」は、そもそも目的やゴールを自ら考え決定する性質です。

主体性:

「何をやるか決まってない状況で自分で考えて判断し行動する」

自主性:

「何をやるか決まっている状況で行動する」

自主性も主体性も、自ら進んで積極的に行動するという点では同じです。

具体的に何を積極的に行動するのかを自分で考えているかどうかが違ってきます。

主体性が求められている背景

新しいことを創造できるのは人間の能力であり、能力を発揮するために自ら考え課題を見つけて取り組む主体性が、現代社会では求められています。

近年では、AIを活用していくことが当たり前の世の中となってきました。

AIは、過去の膨大な情報を活用して物事を判断する人工知能ですが、AIの登場によって、やることが決まっているような定型作業は、人間がやる必要がなくなっていきます。

昔は、言われたことをきっちりとこなすことができる人が優秀とされてきました。

今は、AIの登場によって、言われたことをこなすのではなく、何をするのかを自分で考えて動ける人が優秀となりつつあります。

就職活動をする際も求める人物像を確認すると思いますが、「主体性」がある人を求める会社は多いと思います。

社会のニーズに応えるためにも、主体性を磨くことが重要なのです

主体性がある人の特徴

主体性がある人の特徴としては、以下の2つがポイントになります。

それぞれのポイントを詳しく説明していきます。

自身の言動に責任感がある

物事の判断基準が自分の考えや価値観になってくるので、自分で決めたことに対する行動に対しては自分に責任があると考えます。

自分で判断した結果が悪い結果でも、自分の責任として反省し、失敗から学ぶ姿勢をとります。

何事にも積極的に取り組む

指示待ちの状態でいることなく、自らやるべきことを見つけていきます。

知的好奇心が強く、求められている以上のことをやり遂げる力があります。

主体性がない人の特徴

主体性がない人の特徴としては、以下の2つがポイントになります。

それぞれのポイントを詳しく説明していきます。

受動的に行動する

やることがない場合でも、指示があるまで何もしようとしません。

やることがなくても、危機感や不安を感じることもないです。

意思決定力が低い

自分自身で考えて決定することが苦手なので、意思決定を他人任せにする傾向があります。

会議などでも自分の意見が言えず、周りの決定を待ち続けているような感じになります。

主体性を磨くための5つのポイントとは

主体性を磨くためには5つのポイントがあります。

それぞれのポイントを詳しく説明していきます。

ポイント1:自分で考えて決断することを意識する

普段から自分で考えて判断するように意識することが大切です。

自分で考えて判断していくことで、その判断が誤っていたとしても、そこから学ぶことができ、次につなげることができます。

ポイント2:自分の意見を持ち、人に説明できるようにする

自分の意見を持つようにしましょう。

自分の意見がないと他人の意見や言動に流されていき、自分では何も決められない人間になっていきます。

普段から、自分ならどうするのか、どのように感じたのかなどを考えるようにしましょう。

また、自分の意見を他人にわかりやすく説明できると、周囲の人の理解も得られやすくなります。

ポイント3:周りの人の気持ちを考えるようにする

周りの人の気持ちを考えられないと、自己中心的な行動となる可能性があります。

「周りの人がどんな状況なのか」「どんな気持ちなのか」を想像すると、全体を見渡せるようになり主体的な行動につながります。

ポイント4:自己肯定感を高める

自分に自信がないことが原因で、自分の意見や自分の考えで行動できないケースもあります。

まずは、得意分野や自分ができる範囲で行動していくことで、少しずつ自信がつけて自己肯定感を上げていくことが大切です。

自己肯定感が高まることで自分の考えで行動できるようになっていきます。

ポイント5:主体性が高い人の行動を取り入れる

自分で考えて行動できるようにしていきたいけど、なかなか行動に移せない場合もあります。まずは、主体性が高い人の行動を真似てみるのがいいでしょう。

自分の周りに主体性が高い人がいるなら、その人がどんな行動をしているのかを観察して、取り入れてみるのがいいと思います。

主体性がある人と自分を比べることで、自分が足りない点に気づいたり、自分なりの取り組み方を発見することにつながったりします。

主体性が磨かれた具体的な体験談

学生時代に所属していたサッカー部での経験

中学から高校卒業までの6年間、サッカー部に所属してゴールキーパーとして練習に励んでいました。

最初は先輩や顧問の先生、コーチなどに練習メニューを教えてもらいながら取り組むことが一般的だと思います。

おしけん

僕の場合は自分で練習メニューを考えて取り組む機会が多かったですね。

最初は先輩に練習メニューを教わりながら日々取り組む毎日でしたが、それだけでは技術や実力を向上させることが難しかったので、プラスαで自分で練習メニューを考えて自ら取り組むことが増えていきました。

また、学年が上がるごとに自分が後輩に色々と教えたりする立場になるにつれて、自分がこれまで教えてもらったことをもとにして、自分で練習メニューを考えて取り組んでいくということが当たり前になっていきました

おしけん

6年間の練習の中で、本当に驚くほど成長できたと感じています。

やはり、自分が技術的に上手くなりたいという思いから、自分から何か行動を起こすことをたくさんしてきたからこそ、サッカーが上達していったと思っています。

そして、学生時代のサッカー部の活動経験から、主体的に行動する習慣がついていったと思います。

大学受験に向けて1年間の浪人生活をした経験

僕は高校卒業後、1年間浪人生として大学受験に備えて勉強する生活を送っていました。

浪人生は、おそらく2つのタイプがあると思っています。

一つ目のタイプ

予備校に通って1年間決められた時間割に従いながら授業を受けて授業以外は自主室などで勉強するタイプ。

二つ目のタイプ

予備校に行かずに家や図書館などでひたすら自分で勉強するタイプ。

おしけん

僕は2つ目のタイプでした。

だから、自分でどんな勉強をすればいいのか考えていく必要がありました

例えば、自分が間違えた問題や分からなかった問題を調べた後、どうすればできるようになるかを考えて改善策となる勉強方針を決めて勉強に取り組むようにしていました。

また、勉強の取り組み方として、学校の時間割のように自分で1日何の勉強をするのかを1週間単位で決めて、決めたとおりに勉強するようにしていました。

さらに、ネットで効率のいい勉強などを調べて、夜寝る前に暗記系のものをすると寝ているときに頭の中で整理されることを知ったので、寝る前は英単語を覚える時間にしたり。。。

朝は、頭がスッキリした状態で考える系の勉強をするのが一番いい時間だと知ったので、朝は数学の問題を解く時間にしたり。。。。

このように、自分で学力を向上させるためにはどうすればいいのか、自分で情報を集めて考えていくことで、学力の向上につながりました。

この経験が、自分の主体性を高めることにつながったと思っています。

主体性を磨くメリット、デメリット

主体性を磨くメリット

主体性を磨くことで以下のようなメリットがあります。

  • 考えられる力が身につく
  • 行動力が身につく
  • 成長スピードが上がる

また、主体性を磨くことで、上司からの指示に頼って業務に取り組むのではなく、自身で課題を検討し業務を回していく取り組み方ができるようになります。

主体性を持った業務への取り組み方によって、「その場にはその人がいれば問題ない」状態となり、周りからの信頼を勝ち取ることもできるようになっていきます。

主体性を磨くデメリット

分の考えは正しいという自己中心的な考えになる可能性があるのがデメリットです。

自分だけなら次から気をつけようと改善していけば良いと思いますが、周りにも迷惑をかけてしまう可能性もあります。

主体性を磨いていきながら、周りの意見に耳を傾けていくことを忘れなければ自己中心的な状態になることはないと思うので、気をつけるようにしましょう。

まとめ

本記事では、主体性を磨く方法を5つのポイントで解説しました!

これからの時代は、他人から言われなくても自分で考えて自分で行動していくことが大切です。

最後に今回のおさらいをしておきましょう。

  • 主体性とは何か?
  • 主体性がある人の特徴
  • 主体性がない人の特徴
  • 主体性を磨くための5つのポイントとは
  • 主体性が磨かれた具体的な体験談
  • 主体性を磨くメリット、デメリット

主体性を磨くには、自分で考えて率先して取り組んでいくことが大事です。

おしけん

とはいえいきなり率先して取り組んでいくことは難しいと思います。

おしけん

まずは自分がやってみたいなあと思うことをやってみることをお勧めします!

他人に言われなくても、自分のやりたいことは、自然と自分から取り組んでいくものだと思います。

ポイントとしては、今までやったことないけど、興味があってやって見たいと思っていることがいいと思います。

やったことがあるものは何をすればいいのかがある程度わかっている状態のため、どんなことをするのか自分で考える必要がなくなってしまうからです。

新しいことであれば、どうすればいいのかわからないので自分で調べたり考えたりすることも増えるでしょう。

ぜひ、試してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次